八月十五日
敗戦の日。
ふさわしい映画キャタピラーを観て来た。
何も意見なんて書けない。
良い悪いとかではなく、これは観て感じてほしい映画。
この夏六本の映画を観た。
人が良いと言ったもの。出演者が好きなもの。宣伝で気になったもの。
どれもそれなり良かったし素晴らしかった。
でも今日のこのキャタピラーの強烈さには及ばない。
「戦争反対」と声高に叫ぶよりこの映画一本のほうが良い。
寺島しのぶは賞をとった。
男優にも取らせたい。いや絶対あげないとおかしい。
細部気になったこともあるけれど、そんなことはどうでも良くなる強烈さだった。
(多分)戦争を知らない世代の監督がこういう作品を作ることに大きな意味があるように思う。