離婚

色々あり過ぎて・・・。

次女離婚。
家も見つかり、もう後は就職だけ(住所が安定してから探すと言うことだった)という状況の中、問題が持ち上がった。

我が家、夫も私も長女も大憤慨。大激怒。
あろうことか、新居に越すことが決まった途端次女をキャバレーで働かせようとした。
苦労を二人で分かち合い、それでも幸せと娘が言うのなら私は目をつぶろうとした。
でも・・・
彼自身は次女の友人や私たちが色々なアドバイスや紹介をしても、何のかんのと言って面接をすっぽかしたり、居留守を使ったり。
娘が、紹介してくれた人に迷惑がかかるからキチンとしてと言うと逆切れして、挙句、横浜は夜の街が盛況だから夜働けばいいと娘に言って、勝手に娘の面接の約束まで取り付けてしまったらしい。

泣いて怒っている娘に追い討ちをかける様で嫌だったけれど、彼との生活を考え直すように言った。
むしろ驚いたのは、私たち三人の考えに対し次女が異常に素直だったこと。
と言うより、長女がボロクソに批判した言葉を否定どころかより強く強調した時、あっ、もうダメ。無理かもしれないと思った。
前に長女が批判した時はムキになって彼をかばった。

若くしてある程度成功した思い出が彼の生き方を変えたのかもしれない。
一攫千金や、楽して稼ぐことばかり夢見て、足が地に着ていないのが分かって白けたと次女。
我が家に居る時の、彼の私たち家族に対する言動や職探しに対する態度に呆れ、疲れ、不安を募らせいろいろ考えていた矢先のキャバレー騒動。
一気に気持ちが引いたと言っていた。
「相談したみんな(家族&友人)の中で、一人でも引きとめるならもう少し我慢して頑張ってみようとも思ったけど、誰一人として引きとめないし、みんな別れたほうがいいって言う。」の言葉。

私は本心から娘の心、気持ち次第と思っていた。
貧乏でも辛くても、二人で居ることを幸せと感じて、水商売でもいとわず彼の為に働くと言うのならそれはそれでいい(嫌だけれど仕方がない)と思っていた。
でも・・・先方の店も店だけれどやはりおかしい。

次女の一方的な話では片手落ちだからと、長女が彼に話を聞きに行った(次の日が引越しと決まり、鍵を持って二人で掃除しに行って喧嘩。次女だけが帰ってきていた)。
私や夫では威圧感を与えて言いたいことも言えない情況になりかねないという配慮。
大憤慨で戻ってきた長女。
悪びれるどころか、平然と事実だと認めたとか・・・。


離婚と決めたなら早い方がいいという事になった。
二女の友人が運送屋さんで、ガソリン代だけで引越しをしてくれることになっていて、つぎの日がその引越しの日というのも幸いした。
その運送屋の友人の家が区役所のそばにある。

朝一番で届出用紙を持ってきてもらい、お昼には離婚成立。
夕方、二女の荷物だけが届いた。
春に就職と同時に一人暮らし用にそろえた物でピンクばかり・・・。
実感の薄い結婚と離婚の幕が下りた。

これには相当大きなおまけの話がある。
余りにもみっともなくて(これだけでもみっともないが)お粗末な話。
それはまた後ほど・・・。